2019Openbook 美好生活書》雖然痛苦到想死,卻無法辭職的理由

▉評審推薦語

翁子騏(方格子數位內容平台執行長)

作為一個邪惡的資方代表(笑),我在看到《雖然痛苦到想死,卻無法辭職的理由》的封面和書名時,當下是有點嗤之以鼻的,忍不住在心裡嘀咕:「只有心態軟弱的人才會這麼沒有抗壓性」、「要辭職就果斷辭職,辭職不了又一直抱怨,有沒有搞錯」、「我才不要讓同事看到這本書」……

然而開始翻閱後,我很流暢地就進入了作者想要傳遞的概念。這本書的易讀性非常高,用簡單的圖文漫畫方式解說,相當貼近現代讀者的閱讀形式。雖然說是圖文漫畫,但其實不過是簡單的線條描繪再配上文字,手法非常庶民,乍看之下有些拙劣粗糙,但越是閱讀,卻越能感受到有種質樸、誠懇的魅力,類似《一拳超人》漫畫原著版,讓人想持續把故事讀下去,也讓我忍不住開始思考,自己可能也都長期處在過勞和憂鬱的狀態。

過勞作為當代疾病,是一種不能承受之輕,在不自覺的情況下慢慢累積、侵蝕著勞動者的身體與心靈。本書有別於許多較為嚴肅、教條式的作品,內容看似淺顯,卻能用輕量的方式溝通日益重要的議題,甚至引起讀者強大的共鳴,這何嘗不是另一種文以載道?內容的形式和載具不斷迭代,表現形式並非唯一的重點,也是本書相當成功和出色的地方。

▉得獎感言

撰文:作者・汐街可奈(汐街コナ)

本次有幸獲選如此榮譽的獎項,令我不勝感激。
但在感到光榮的另一面,本書獲得了評價,代表台灣也正面臨「過勞」這個重大的議題,讓人無法由衷開心。
本書原是為了在痛苦環境中工作的人們所寫,但身處該狀況的當事人多半事務繁忙,沒有什麼機會去接觸書籍。
希望藉由本次得獎機會,能讓本書送到需要它的人的手上。
當未來有一天「過勞死」這個字從世上消失,當書中所描繪的內容全都成為時代的回憶,到了那時候,這本書也能功成身退了吧。
若是本書能成為邁向這個願景的小小一步就好了。
最後,我要向監修本書的Yu Yuuki醫師、編輯、協助出版本書的相關人士,以及各位讀者致上我最深的謝意。
真的非常感謝。

原文:

このたびは、栄誉ある賞に選んでいただき、ありがとうございます。
大変光栄に思う反面、この本が評価されるということは、台湾でも過労が重大な課題になっているということでもあり、そこは喜べないところでもあります。
この本は辛い状況下で働く方に向けた本ですが、そのような状況の方の多くが大変忙しく、本に出会う時間もないことがままあります。
今回の受賞をきっかけに、この本を必要とする方に、広く届きますよう願っております。
いつか、karoushiという言葉もなくなり、こんな本が出版された時代もあったと、過去のことになれば、この本の役目も終わることでしょう。
そのために、この本が少しでもお役に立てれば幸いでございます。
最後に、監修くださったゆうきゆう先生はじめ、編集者様、この本に関わってくださった多くの方々、そして読者の皆様にお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

撰文:監修者・精神科醫師Yu Yuuki

大家好。
我是精神科醫師Yu Yuuki。這次很榮幸能獲得這麼了不起的獎項,我真的是非常非常非常開心!
世上罹患憂鬱症、痛苦難熬、甚至考慮自殺的人其實並不少。在這種情況下,若是本書能夠提供些微幫助,將是我最大的寬慰。
真的非常感謝!

原文:

こんにちは。
精神科医のゆうきゆうです。今回、こんな素晴らしい賞をいただき非常に非常に非常に嬉しく思います!
うつになり、苦しみ、自殺まで考えてしまう方は非常に多いものです。そんな中、こちらの本が少しでも助けになりましたらこれ以上の幸せはありません。
本当にありがとうございました!

▇得獎好書

jian_duan_sui_ran_tong_ku_dao_xiang_si_dan_wo_wu_fa_ci_zhi_de_li_you_xiao_feng_300.jpg雖然痛苦到想死,卻無法辭職的理由
「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由
作者:汐街可奈
譯者:王靜怡
出版:尖端
價格:300元
內容簡介➤

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